KIMIKA!|基礎から学ぶ高校化学

弱酸・弱塩基遊離反応

約 3 分

スポンサーリンク

弱酸・弱塩基遊離反応

今回は、酸塩基反応のなかでも頻出の「弱酸遊離反応」「弱塩基遊離反応」について説明していこう。

弱酸遊離反応

弱酸を含む塩と強酸を反応させると、強酸を含む塩と弱酸が生成する。つまり、「弱酸が遊離する」わけだね。
このように塩の状態から弱酸を遊離させる反応を「弱酸遊離反応」というんだ。

例を挙げてみよう。

Na2CO3+2HCl→2NaCl+H2CO3(CO2+H2O)

式中の「Na2CO3」が弱酸を含む塩、「H2CO3」が弱酸だ。
Na2CO3に強酸であるHClを反応させることで、H2CO3を遊離させているね。

弱酸遊離反応の反応式は、左側の出発物質(Na2CO3とHCl)を見て一人で作れなければならない。
これから弱酸遊離反応式の作り方を説明するので、是非マスターしてもらいたい。

弱酸遊離反応式の作り方

先ほど例で使ったNa2CO3とHClの反応を使って説明していこう。

【STEP1】

まずは、弱酸を含む塩と強酸、それぞれについて電離式を書いていく。

弱酸を含む塩 Na2CO3→2Na++CO32ー
強酸 HCl→H++Cl

【STEP2】

次に、電離した陽イオンと陰イオンで新しいペアをつくっていく。

弱塩基遊離反応

弱塩基を含む塩と強塩基を反応させると、強塩基を含む塩と弱塩基が生成する。つまり、「弱塩基が遊離する」わけだね。
このように塩の状態から弱塩基を遊離させる反応を「弱塩基遊離反応」というんだ。

例を挙げてみよう。

2NH4Cl+Ca(OH)2→CaCl2+2NH3+2H2O

式中の「NH4Cl」が弱塩基を含む塩、「NH3」が弱酸だ。
NH4Clに強塩基であるCa(OH)を反応させることで、NH3を遊離させているね。

スポンサーリンク

関連コンテンツ

スポンサーリンク