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イオンの大きさ〜原子の場合と異なる理由と周期表での傾向〜

約 2 分

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イオンの大きさ

イオンの大きさは、基本的には原子の大きさと同じ考え方をすればいい。(原子の大きさについては原子の大きさ〜クーロン力や周期表(族・周期)との関係まとめ〜を見てね。)

しかし、1つだけ注意しなければいけない点がある。

「周期表上で右に行っても半径が小さくなるとは限らない」ということだ。

例として、マグネシウムイオンと塩化物イオンを使って説明していこう。(どっちも横の列つまり周期は一緒)

マグネシウム原子と塩素原子の大きさを比較すると、(原子の大きさ〜クーロン力や周期表(族・周期)との関係まとめ〜でやったように)周期表上で右にある塩素原子の方が小さい。

しかし、イオンになったときは「マグネシウムイオンの方が小さくなる」んだ。

マグネシウムイオン・塩化物イオンの電子配置は上図のようになる。マグネシウムイオンはネオン原子と、塩化物イオンはアルゴン原子と電子配置が一緒だ。

このとき、塩化物イオンの方が「電子殻が一周多い」よね。
ってことは原子の大きさ〜クーロン力や周期表(族・周期)との関係まとめ〜で言った通り、いくら陽子が塩素のほうが多く、より電子を引きつけてるとはいっても、さすがに塩化物イオンの方が大きくなる。

よって、原子の大きさは「マグネシウム原子>塩素原子」だがイオンの大きさは「マグネシウムイオン<塩化物イオン」というのが成り立つ。

原子の大きさも学ぼう!

イオンの大きさを考えるためには、原子の大きさ〜クーロン力や周期表(族・周期)との関係まとめ〜でやったことが大前提となる。もしよくわからなかったら、一度そちらについて復習してからもう一度見てみてほしい。

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