氷と水の構造〜水素結合・密度の違いなど〜

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はじめに

【プロ講師解説】このページでは『氷と水の構造〜水素結合・密度の違いなど〜』について解説しています。


氷と水の構造

  • 氷の構造は次のようになっている。
  • 1つの水分子が他の水分子と方向性のある水素結合(ーーー)を形成することで、正四面体構造になっている。(水素結合には“方向性”があるため一定の方向にしか結合できず、そのため分子同士の距離がある程度離れた形になっている)
  • これに対して、液体の水の構造は次のようになっている。
  • 水分子がぎゅうぎゅうに詰まっており「氷に比べて密度が大きくなっている」のが確認できる。

氷が水に浮くのは「水の密度に比べて氷の密度が小さいから」です。

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著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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